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コンピュータ診断はこのカプラーです

コンピュータで診断します

今や車はコンピュータの塊とも言われ、故障をした時の修理や整備の方法も変わりつつあります。
クルマをコンピュータで制御するようになり、電気信号で細かく管理することで、目に見えない部分が多くなりました。
そのため、故障した時に何が悪いのか診断するのが難しくなりました。そういった問題などを解決するために開発されたのが、OBD2(オービーディーツー)というシステムです。
日本語では“自己診断機能”という意味になります。

たとえば運転席のパネルに表示されている警告灯や警告音がその例です。
異常を発した車を整備する際用いるのがOBD2ですがカプラーは運転席や助手席のコンソールあたりにあり、覗き込むと黒か白であります。

車体に取り付けられたセンサーからは、あらゆる情報がコンピュータに集められます。
OBD2を介して、例えば、車速やGPS、燃費といったことも読み取ることができるので、ドライブレコーダーやポータブルナビ、レーダー探知機といったカー用品の中には、機能性を高めて差別化を図るために、OBD2の情報を利用した商品が増えてきています。

また、最新のエコカーの整備などでは、単に車体からのデータを読み取るだけでなく、スキャンツールからクルマに信号を送って、整備をする機会も増えています。
クルマの進化とともに、整備の方法も今後どんどん進んでいくことになるでしょう。整備をする側にも、こうした進化に対応することが求められています。